山口温泉を出て甲府駅でK氏と待ち合わせ。
昼食の後、K氏の案内で山梨市の「はやぶさ温泉」へ。
なんで「はやぶさ」？と思ったら
山梨市牧丘町「隼」という地名だった。
午前中に立ち寄った山口温泉と同じく100%源泉かけ流し。
かすかに硫化水素臭もあり成分も似ているが
色は薄く（ほとんど無色）分類上はアルカリ性単純温泉。
濃度がわずかに足りないだけで
実質的には、ほぼナトリウムー炭酸水素・塩化物泉。
石段を下りた露天に陣取り長時間"ぬる湯"を堪能していたが
Ｋ氏は「もう飽きた」という事で切り上げることにする。
付き合わせてしまい、申し訳ない。
K氏と別れた後、石和温泉の「深雪温泉」にチェックイン。
ここは敷地内に自噴する源泉かけ流し。
柿の湯、桃の湯の二つ温泉があるが
今回は残念ながら時間の都合上、桃の湯のみ。
天候が下り坂という事で、翌朝早々とチェックアウト。
途中でどこかひとっ風呂立ち寄ってもいいなと
下道（Ｒ２０）でのんびり帰路につくが、空模様が。
笹子峠の手前で雪が降ってきたので真っすぐ帰宅。
危ないところだった。
佐野川から今夜の宿である下部温泉に向かう。
温泉街についたら遅めの昼食を取ろうと考えていたが
平日の温泉街（？）は閑散としており、
食堂もコンビニエンスも見つからなかった。
唯一空いていた駅前のみやげ屋で饅頭を買って腹をごまかす。
温泉橋の袂の無料駐車場に車を置き
下部川に沿っって上流に向かって歩くと
温泉旅館がいくつかも現れるが
平日だからか、どこも何やら活気がなさそう。
朽ちかけて営業していないところも多い。
華やかさは皆無で斜陽温泉街といった風情。
何か面白いものは無いかと坂道を進み続け
湯町ホタル公園まで登ったが
観光客らしき人には一人も出会わなかった。
往復一時間ほどの散歩（小ハイキング）となった。
戻り路、泊まりたかった「源泉館」をチェック。
源泉かけ流しの混浴岩風呂で有名だが
残念ながら今回は取れなかった。
車に戻り「道の駅みのぶ」によった後
下部温泉駅近くの「湯宿 梅ぞ乃」にチェックイン。
浴室はこじんまりとした内湯のみで
特筆すべきものは無し。
無色透明のやさしいアルカリ性単純低温泉に癒される。
ほんのり硫化水素臭もあった。
夕食は旨かった。
２泊３日の湯めぐり。
２日目に山梨市の知人K氏に会うため、程近い石和温泉に宿をキープ。
他にも興味のある温泉地がいくつかあったが
暖冬とは言え1月半ば故、
あまり標高が高いところ、山深いところは避けたい。
なにしろ夏タイヤのままなので。
折角なので、石和の前日は下部温泉に宿をとった。
静岡側から入り下部、石和を回り東へ抜ける目論見。
新東名を新清水でおりてＲ５２を北上。
まっすぐ行けば小一時間で下部だが
その途中の南部町にある佐野川温泉に立ち寄った。
Ｒ５２から富士川を渡り左岸の県道10号をに入り
身延線十島駅付近から１～２ｋｍくらい北上したところを
右に入る。
「佐野川温泉」の看板を見落とすと何も目印がないので注意。
清流沿いを２～３分走り、林道のような細い道を抜けると
山間のポツンと一軒宿がある。
日帰り入浴６５０円。
源泉かけ流しの単純硫黄泉。
硫化水素臭があり透明度は高く優しい肌触り。
pH9.6とアルカリ性が高い美肌の湯。
源泉は30℃ほどの低温だが、
加温した浴槽もあるのでぬる湯が苦手な人でもＯＫ。
露天で木々に囲まれ青空を仰ぐ解放感がたまらない。
加水なし・消毒なしのフレッシュなぬる湯とあいまって
は何時間でもずっと浸かっていられそう。
「今日は空いているなぁ」と声をかけていただいた方は
なんと宇都宮から来られる常連の湯治客のよう。
名だたる有名温泉地ではなく
わざわざ遠くから佐野川に通われるあたり
やはりそれだけの価値があるということだろう。
大満足。
佐野川温泉さん、どうもありがとう。
昨年中に行ったところを記しておく。
順不同、出没回数は不記載。
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町田市 東京・湯河原温泉 万葉の湯
海老名市 おゆぎわ
海老名市 おふろの王様 海老名店
南足柄市 モダン湯治 おんりーゆー
御殿場市 天然温泉 気楽坊（時之栖）
御殿場市 源泉 茶目湯殿（時之栖 ）
御殿場市 木の花湯
三島市 ゆうだい温泉
都留市 芭蕉 月待ちの湯
都留市 山梨泊まれる温泉 より道の湯
茅ヶ崎市 湯快爽快 ちがさき
茅ヶ崎市 竜泉寺の湯 湘南茅ヶ崎店
横浜市 センター南温泉 湯もみの里
横浜市 天然温泉 満天の湯
横浜市 おふろの王様 瀬谷店
横浜市 スパリブールヨコハマ
横浜市 宮前平源泉 湯けむりの庄
横浜市 ヨコヤマユーランド緑
川崎市 溝口温泉 喜楽里
東京都 天然温泉 平和島
さいたま市 美楽温泉 SPA-HERBS
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泊まり掛けは無かったが
日帰りで結構行ったな。
